舞台『ピアノのない街角の幸福論』
企画：石山将隆･水春風
脚本･演出：山本悠
午前二時。眠れない夜に生活の事を考える。
生きていくための事。人間関係。職務。
これからの人生の事。
目をこすってスマホを開きSNSを見ると、大学生が話題になっている。
─── おれたちはただ好きなことをやって騒いでるだけなんです。
好きな事。夢。期待。
心臓が、きゅ、としまる。息が苦しくなる。
人生は八十年あるのに、夢はたったの二十数年で叶えなくちゃいけない。
頭の中の雑音にせかされるように。
真夜中に、イヤホンで電子ピアノを弾き始める。
夢の残滓を追うように。
それは世界から隠れるように、ひっそりと。
『僕は人を救うために、ピアノを弾かなくちゃいけない。』
ピアノが全てのある男と、冷たい世界の中で絶望を生きる人生を描く。
ピアノの生演奏と、夢の賞味期限を負う役者たちで送る、人間讃歌の物語。
【場所】
アトリエ第Q藝術
小田急線 成城学園前駅から徒歩3分
【上演日程】
2025年 3月6日~3月9日
【CAST＆STAFF】
石山将隆、水春風、甲斐巴菜子、宮本桃伊
安達優佳里、加藤駿介、鎌田遼河、新垣龍
演出助手：清水里栄
ピアノ演奏：須賀海千琉
舞台美術：蓮見七虹
舞台監督：青木哲（AUCUBAstage）
照明：丹沢結
音響：霜鳥紗菜
衣装•小道具：藤井ちより
制作：水春風、石山将隆、山本悠、蓮見七虹
メインビジュアルやチケットについては、年明けに公開予定です。
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